地を這うクロス

セレッソ大阪、セレッソ大阪堺レディースを中心に、サッカーのことをつらつらと綴る駄ブログです。

リーグ再開!第11節

悲願の初タイトルから1週間。

今シーズン最大の目標達成に向けて、リーグ再開の試合に臨んだセレッソ大阪堺レディース

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今節の相手は愛媛FCレディース

開幕当初は昇格争いのライバルと思っていたが、ここまで思い通りにいっていない印象。しかし、大矢や上野など、代表クラスの選手もいるので気は抜けない。

 

 

再開初戦、内容はともかく結果にこだわりたいセレッソは、怪我で長期離脱していた前川美紀がスタメンに名を連ねるなど、思い切った布陣で臨んだ。

 

カップ戦決勝とは打って変わって浮ついた試合にはなったが、筒井の飛び道具で沙織が抜けて奪った虎の子の一点を守り切って勝利

愛媛とはいつもこういう展開になるな。強さとか派手さとかはあんまりないけど球際はしっかり行くし泥臭く走ってくる、相手にしたら嫌なチームという印象。

 

それでも勝ち切れたのは大きい。

日体大との直接対決までしっかりとついていきたいね。

その前に次はホーム高槻戦!しっかり勝ち切る!

 

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この日はホームで優勝報告があったり美紀の涙の復帰報告があったりと終了後も内容たっぷりだったので、その意味でも勝てて良かった。

 

大事なとこが素晴らしき対戦チームへのエールでかき消されてましたけど。

 

 

 

 

今日の井上。

某選手父が言う通り、最近の井上のプレーを見てると涙が出そうになる。

このままなでしこジャパンまで突っ走ってくれよ!

初タイトル奪取

あれこれの記事から早1ヶ月。

桜なでしこが初の栄冠を掴みとった。

 

なでしこリーグ2部カップ、初優勝。

セレッソ大阪堺レディースとしても初めてのタイトルに。

 

 

グループリーグを圧倒的な強さで突破したセレッソの決勝の相手は日体大。これ以上無い相手に選手のモチベーションも高かった。

会場の味の素フィールド西が丘に集結した普段の数倍の数のセレッソサポーターに加え、大阪からバスでやってきたというメンバー外の選手、ガールズの選手たち。

 

最高の雰囲気の中で始まった決勝戦

リーグ戦では高い攻撃力を見せている両チームではあったが、この試合はそれに加えて守備の集中力が抜群で、チャンスは作るものの互いになかなかシュートまで至らない。

 

そしてスコアレスで前半を折り返すと、後半、最初に動いたのは日体大

セレッソキラー目原を投入すると、小柄ながらも何度も日体大の攻撃の起点になり、セレッソが徐々に押し込まれるように。

しかし、セレッソの狙いもこれと言わんばかりにカウンターが発動。右サイドをいかにも"らしい"崩しで突破すると、右サイドを抜けた矢形からのグラウンダーのクロスに飛び込んだのは松原志歩。

 

「桜の8番はやるんですよ」

 

正に。

勝利をぐっと引き寄せる先制ゴールを決めてのけた。

 

しかしその直後、ミスからPKを与えてしまう。キッカーは10番嶋田。ホームでバケモノ級のミドルを突き刺されたことは記憶に新しい。

このPKを山下が一度は見事にセーブ!するも正面に弾いてしまい、詰めてきた嶋田に押し込まれ、同点に。

しかしこの一本のセーブが大きな布石に。

 

 

その後も一進一退の攻防が続くが互いに決め手を欠き後半もそのまま終了。

終了後に一部の決勝を控えているからか、延長戦無しでPK戦に突入。

 

先行は日体大。両チーム4人とも決めて迎えた5人目。日体大のキッカーは試合中にもPKを蹴った嶋田。

強く振り抜いたボールはバーの上へ。

後攻めのセレッソは松原志歩。落ち着いて蹴ったボールはキーパーの逆を突いてゴール左上隅に。

 

「桜の8番はやるんですよ」

 

つくづく持っている選手やな、と。

8番はコイツしかいないな、と。

 

 

セレッソ大阪堺レディースにとっても、セレッソ大阪というクラブにとっても、大きな一勝になったと思う。

 

それでもまだまだ通過点。

直後の1部の決勝のためセレモニーはほんの少し。

勝ったとは言え90分では勝負を決められなかった。

まだまだ伸び代はたくさん。まずはリーグで日体大に勝って目の前のリーグ優勝を目指そう!

 

 

でも今はとにかくおめでとう!!

We are Cerezo!!

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今日の井上

 

復帰から1週間も経ってないのによくあそこまで走るわ。

つっちゃいました〜って笑い飛ばすとこも、カップを掲げるお約束も、全部井上やな、って少し感動してしまった。

また笑いを届けてください!

カップ戦あれこれ

毎年恒例の筆不精期です。。

リーグ10節で中断に入り、2部カップ戦が開幕しております。意味わからんやつです。

 

飛び飛びですが、前半4つのうち長居第二の吉備国際大戦、姫路陸上のハリマ戦は現地に行ってきた。

 

長居第二のゲームはトップチームとの同日開催ということもあり沢山の観客が入った。これまでキンチョウ開催の2試合は大勢の観客が入ったが、いずれも力を出し切れずに終わっており、またクラブからの煽りもあり気合い十分のセレッソ

立ち上がりこそ堅さが見られたが終わってみれば6-0の大勝。煽りポスターに使われた志歩の活躍が光った試合だった。

 

トップチームの8にもいい刺激になったはずだったが、こちらは少し物足りなさが残った。

 

 

そして翌週のアウェイハリマ戦。

今シーズン3度目の対戦。アンカーに留衣を置く4-1-4-1に近い布陣で臨んだセレッソだったが、リベンジに燃えるハリマの粘りに攻めあぐね、後半立ち上がりに失点してリードを許す展開に。

 

それでも技術、戦術、フィジカル全てで相手を圧倒するセレッソが底力を見せ、志歩が前節に続く2ゴールで逆転勝利を収めた。

 

しかし、何と言ってもこの日は井上。

3センターの前目のポジションに入ると、見事な飛び出しでハリマゴールに迫るもいかんせんシュートが…なシーンを連発。気づいたら下げられとった。。

まぁ次、やな。

 

てことで、グループリーグ前半戦を4戦全勝で折り返したセレッソ

残りも全部勝つつもりのようです。

とりあえず決勝進出が決まりそうな愛媛戦ホームゲームは行く予定。キンチョウ開催です。沢山のお越しを。

 

 

決勝は8/12西が丘にて。1部決勝の前座なので楽しみではあります。

 

 

今日の井上

はよ点取れ!

勝負強さ 第10節

中断前ラストはアウェイのハリマ戦。

前節、今季初めて無得点だったセレッソはスタメンを少しいじってきた。

 

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サイドバックには久しぶりの出場となった松原妹が、ボランチには井上が入る布陣でスタート。

 

基本的には汚いプレーの多いハリマに対し、松原妹は正直すぎるプレーが多く非常に苦戦したが、井上は水を得た魚のようにピッチを縦横無尽に走り回った。

 

前半、GK西中と左SB北村の連携ミスで失点し、ビハインドで折り返すも、後半は運動量の落ちたハリマを両サイドから殴り続けた。

筒井、松原姉、宝田、矢形と決めるべき選手がきっちりゴールを奪い、終わってみれば4-1の圧勝。

 

 

試合前まで5ポイント差あった首位日体大が愛媛と引き分けてくれたためポイント差は3で2位につけて中断期間を迎える。

 

それにしても、ホームで8-2からのアウェイで4-1って初年度スフィーダにやられたやつだったので、改めて成長したな、と感じた試合になった。

 

来週からはカップ戦が始まるので飛び石になります〜。

 

 

 

今日の井上

持ち味がしっかり出た試合!そして4点目のやかちゴールのアシストは完璧!

言うことなし!これはボランチ本格復帰か!?

OG大活躍!KLSL早稲田vsメニーナ

今日は関東女子サッカーリーグを見に早稲田大学東伏見グラウンドへ。

4試合を終えて1位の早稲田大学と2位の日テレ・メニーナのゲーム。

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結果は開幕4連勝中の早稲田の攻撃力をメニーナが封じてスコアレスドロー

前年覇者の早稲田大学は相変わらずの強さやけど、メニーナは流石やな、と。

エースの菅野奏音は高2やし、正月の全女ユースU-18で見て衝撃を受けた岩﨑心南は中3。

4つ以上年上の身体の出来た早稲田の選手相手に堂々と渡り合ってるのは見ててワクワクした。

 

でも、今日のお目当てはセレッソOGの田中実夏。

昨年は出場機会がなかったもののメキメキと力をつけて今年はついにリーグデビュー。

前節の関東学園大戦でスタメンフル出場を果たし、今日は天王山やし流石にベンチスタートかなーと思って向かっていると、まさかのスタメン!(失礼しましたw)

 

到着が前半終了間際になるという大コケをやらかしたものの、フル出場してくれたのでしっかり45分見れました。

 

後半しか見てませんが去年のインカレ女王のチームで堂々とボランチの仕事をこなしてました。守備だけではなく抜群のタイミングで裏抜けするシーンも。スピードはあまり変わってなかったので止められてましたが(汗)

それでも技術面で優れるメニーナの中盤を自由にさせない仕事っぷりは流石でした。

 

 

これは今後も見に行かなくては!と思わせてくれた試合だったので早速今後の予定にがっつり加えさせてもらいました。

神奈川大のあいつも頑張ってくれよ〜!

噂は噂に留まらず 第9節

早くも前半折り返しの第9節。

今季初のキンチョウスタジアム開催試合はチャレンジリーグを一年で昇格してきたオルカ鴨川を迎えての一戦。

 

キンチョウ開催といえば思い出されるのは昇格プレーオフの常盤木戦。

あそこから成長した姿を見せてくれると期待していたが・・・

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そしてリーグ最少失点のオルカの前評判は耳にしていたがその実力やいかに。

 

 

いや、オルカ鴨川、強いですやん。

チャレンジレベルとか言うてた人の目は節穴か!っていうくらい。

攻撃面は個人能力の低さがありあまり怖さはなかったものの、球際にしっかり行くディフェンス、ビルドアップ時のワイドの使い方。引きこもるわけでもないのにあの強固なディフェンスラインはお見事です。

 

激しいプレッシングと攻撃は最大の防御が持ち味のセレッソ

ファール数が相手より少なかったのは初めてじゃない?

そしてシュートはたった4本。攻めてるイメージはあったけどここにもオルカのディフェンスのしぶとさが出てる。

そして8試合で25得点と抜群の攻撃力を誇るセレッソが無得点で終わったのも今季初。

 

常盤木戦のようにガチガチにはなっていなかっただけに、「オルカ普通に強いやん」という感想。

それにしてもシュート4本は少なすぎるけど。もっと遠目から狙っていってもよかったかも。キーパーもかなり前に出てたし。

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日体大に食らいついて行くにはしっかり勝ちたかったが、球際でバチバチやり合う面白い試合が観れたのでよかった。これは俄然アウェイが楽しみです。

 

 

このストレスは次節、ハリマ戦で解消しよう。8得点、もう一回やったれ!

早くも二桁!第8節

前節、首位日体大に敗れ今シーズン初黒星を喫したセレッソ大阪堺レディース

今節は思い出の地へ乗り込んでのスフィーダ世田谷戦。(参照:http://cross-crawling-on-the-ground.hatenablog.com/entry/2014/06/22/114152

 

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スフィーダはシーズン序盤こそ下位に沈んでいたがここ数試合調子を上げて来ている。去年のこともあるので嫌なタイミングで当たったな、という印象。

 

しかし、そんな心配は杞憂だった。

矢形のゴールであっさり先制すると、直後には穂之香の絶妙な飛び出しから2点目を奪い、さらにはエースナンバー松原志歩が素晴らしいテクニックを見せてチャンスを作ると最後は矢形が右からえぐって沙織の今シーズン10点目をお膳立て。

 

後半も勢いは止まらず、途中出場の宮本のアーリークロスから何度も見せ場を作っていた松原が4点目。最後はU-17ワールドカップ優勝メンバーのソンアがミドルを沈めて終わってみれば5発の快勝。

 

何度か決定的なピンチもあったが当たってる西中の牙城は崩されず、全員で最後まで集中してクリーンシート達成。

 

見事な勝ちっぷりでした。

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開幕からの連続ゴールは途切れたものの今日も得点を決めた宝田沙織は8試合で10ゴール。

去年の2部得点女王植村の11得点に早くもあと1点まで迫った。

目指せ30得点!

 

次節はオルカ鴨川キンチョウスタジアムに迎えてのホームゲーム。

去年チャレンジリーグを圧倒的な強さで制して2部昇格し、さらに2部でも今節初黒星を喫するなど前評判以上の成績を残しているオルカ。

初物に弱いとこもあるので気負わずいつも通り、主導権を握って試合を進めてほしい。

 

 

キンチョウやけど固くならずに!

 

 

 

今日の井上。

躍動するチームの中で空回りするシーンが多々。

でも悔しい思いをした次の試合はブーストがかかるのが井上の特長なので大舞台での爆発に大いに期待している。