第八節アウェイAC長野戦 まだ見えぬ出口
ブロック内での対戦となる第一クールの7試合が終了し、別ブロックとの対戦となる第二クールが始まった。
セレッソ大阪堺レディースの第二クール初戦の相手は元日本女子代表の本田美登里氏率いるAC長野パルセイロレディース。
会場は今年からJ3に参入しているAC長野パルセイロがホームスタジアムとして使用している佐久総合運動公園。
こんなのどかなとこ。
セレッソバスがかなり浮いてますね~。
第一クールを7戦全敗で終えたC大阪堺。今節の相手は前述の本田監督に加え、湯郷ベルより加入した横山久美がいるなど、かなりの強敵であったが、何としても勝ち点を拾って帰りたいところ。
前半は試合前の予想に反してC大阪堺が自分たちのサッカーを展開した。
高い運動量とパスワークで相手を押し込む時間が長くなったが、23分、一瞬の隙をつかれると、カウンターから右サイドを突破されて先制点を許す。
しかし、ここまでの連敗が糧になったのか、あきらめずに前に出ると、33分、右SHの矢形のクロスに飛び込んだのはキャプテンの西田明華。ニアサイドで頭で合わせ、同点ゴールを奪うと、その3分後には、左サイドの崩しから矢形が頭で合わせると、その混戦から最後は松原志歩が押し込んで逆転。
あっという間に逆転し、このリードを保ったまま後半に入りたかったが、42分に相手右CKから決められ同点で前半を折り返す。
ここまでは、今シーズン何試合も見せてくれた内容だった。後半も同じレベルのパフォーマンスを続けられるかがここ数試合の課題であった。
・・・が。
56分にPA内でファールを犯してPKを与えると、これをエース横山久美に冷静に決められて勝ち越しを許す。
そこから20分は前に出る気持ちを見せながら耐えていたが、75分に追加点を許すと、あとは目に見えるように崩れていき、終わってみれば2-7の大敗となった。
前半のようなサッカーを続けられれば・・・今シーズン何回思ったろう。。
あれだけ格上の相手でも自分たちのサッカーができている時間はあった。しかし、自分たちのミスなどからペースを乱すと、そこから立て直せない。
毎試合同じことを繰り返しているようにしか思えないが、改善されると信じて応援するしかない。
その中でも、西田明華が今シーズン初ゴールを決めたことは、チームにいい影響を及ぼすに違いない。
勝てる日は近いと信じて、最後までやりきれ!桜撫子!
同世代のチームが相手だけに、強さや早さは言い訳にできない。
いいサッカーをして、次こそ初勝利を!!