第五節ホーム日体大戦 もう一歩
既に4試合を戦い終え、いまだに勝ち点をひとつも取れないまま南津守での初戦を迎えた。
対戦相手は日本体育大学。本気で上を目指す気になったらしく、去年より格段に実力がアップしたという噂を耳にしていたので、正直勝てる相手ではないと思っていた。
そんな相手にどんな内容の試合を見せられるか、前節の体たらくからどれだけあげてこられるかは見所だった。
前半。そんな試合前の予想に反して、アグレッシブなサッカーを見せてくれた。
ゴールこそ奪えなかったが、今季初めて(だったっけ?)ツートップを組んだ世界一コンビが躍動し、幾度となく日体大ゴールを脅かした。
サッカーには流れというものがあるようで、ビッグチャンスを立て続けに外すと、気が抜けた一瞬の隙を突かれて一点を失う。
後半。前半同様強い気持ちをもって試合に挑み、緊張を保ち続けていたが、一つのミスをきっかけに追加点を許すとその緊張の糸が切れ、そのまま大崩れした。
些細なことひとつで展開が大きく変わる。恐ろしくもあるが、面白いスポーツだ。
結果的には、後半に3点の追加を許し、0-4での大敗となった。
前節に比べると、別のチームだったんじゃないかというくらい素晴らしい内容を見せてくれた前半。そして張りつめていた緊張の糸が切れてしまった後半。
フィニッシュの精度と最後までやり切る気持ち。修正できれば次は絶対に勝てるはず。
特に前半数度の決定機を決められなかった両エース。次はしっかりと決めるべきところを決めてチームを引っ張ってほしい。
まずは1勝しよう!
最後までやり切れ!桜撫子!