第十四節アウェイASハリマ戦 勝負強さ
3連勝をかけて姫路市陸上競技場に乗り込んだセレッソ大阪堺レディース。
隣の市営球場では夏の甲子園の兵庫県予選が行われており、辺りは予想以上に混雑していた。
小雨が降る中でのゲームで、スリッピーになったピッチに足を取られる選手も多くみられ、前半は共に決定機らしい決定機も作れずにスコアレスで折り返した。
後半は前半以上に前への圧力を強めてきた相手に対応しきれず、先制を許したが、2連勝と波に乗るチームはここから勝負強さを見せ、追加点を許さない。
好転したのは後半35分。コーナーキックから見事なトリックプレーでスーパーゴールを決めたのは西田明華。
その後も遠目から惜しいシュートを放つなど、彼女のキックの精度には本当に素晴らしいものがあり、見るたびに感心させられる。
一気に逆転と行きたいところであったが、なでしこリーグ経験のある選手もいる相手は非常に落ち着いており、終了間際にフリーキックから決勝点を許してしまった。
強豪相手に連勝して波に乗っていたセレッソが見せた以上の勝負強さを見せつけられた結果となってしまったが、後半に関しては内容は全く悲観するものではなかった。
あとはゲームの入り方を修正して、次節からまた勝ちを積み重ねていってほしい。
次節は7月12日(土) 17:00~ ホームJ-GREEN堺S1メインフィールドにて、
清水第八プレアデスを迎え撃つ。
昨年舐めてかかった結果負けてるし、元強豪だけにあなどれませんね(小声)。